植え込む角度と深さをその場で決めるDHI(ダイレクト植毛)
採取した毛包を植毛器に装填し、穴を開ける動作と植え込む動作を一度に行います。
- 施術時間
- 移植株数により異なる
- 回復期間
- 日常復帰1日 · 切開の場合は抜糸10〜12日以降
- 麻酔
- 局所麻酔 · 睡眠鎮静麻酔も可能
DHIは、採取した毛包を植毛器に装填し、切開と植え込みを同時に行う移植方式です。
DHIは、非切開で採取した毛包を植毛器という器具に入れ、頭皮に受け入れ部をつくることと毛包を植えることを一つの動作で行う方式です。
先に受け入れ部をつくって後から毛包を入れる方式とは異なり、角度と深さを植える瞬間に決めます。そのため既存の毛が残っている部位や、流れが重要な前方のラインで選ばれることが多くなります。
ただし毛包を一つずつ装填するため、時間はより長くかかります。MOLIVは移植範囲と残っている毛の状態をまず確認したうえで、植毛器が必要な区間とそうでない区間を分けて計画いたします。
施術効果
- 植え込む角度と深さを、その瞬間に調整できます
- あらかじめ穴を開けないため、移植部に残る切開の範囲が小さくなります
- 毛包が体外にとどまる時間を短くできます
- 既存の毛の間に植える際、周囲の毛包への刺激を抑えられます
こんな方におすすめ
- 既存の毛が残っている間を埋める必要がある場合
- 方向が特に重要なヘアラインの前方を扱う場合
- 剃毛の範囲を抑えたい場合
施術の流れ
精密カウンセリング — 薄毛の状態と、残っている毛の流れを確認します。
デザインと採取計画 — 植毛器を使う区間と必要な株数を分けて決めます。
毛包の採取 — 非切開式で毛包を一つずつ採取します。
植え込みと経過 — 角度と深さを合わせて植え、その後の経過を一緒に確認します。
注意事項
- 毛包を一つずつ装填して植えるため、同じ株数でも手術時間が長くなります
- 採取は非切開式のため、採取部に点状の細かい傷跡が残ることがあります
- すべての方に適した方法ではなく、移植範囲や頭皮の状態によっては別の方法をご提案する場合があります
Related FAQ
DHIは剃毛が必要ですか。
採取部は一定の範囲で剃毛が必要ですが、移植部は剃らずに進めることが多くあります。必要な範囲は移植量と部位によって異なりますので、カウンセリングで一緒に確認いたします。
切開式・非切開式とはどう違いますか。
切開式と非切開式は毛包をどう採取するかを分ける言葉で、DHIは採取した毛包をどう植えるかの方式です。DHIは非切開で採取した毛包を植える段階で用います。
手術時間はどのくらいかかりますか。
毛包を一つずつ装填して植えるため、同じ株数でも時間は長くなります。移植量と部位で差が大きいため、カウンセリングで目安をご案内いたします。
回復はどのように進みますか?
術後2〜3日は軽いむくみが出ることがあり、かさぶたは7〜14日かけて自然に取れます。移植毛は2〜8週の間に一時的に抜けたあと、3〜4か月頃から新しい毛が生え始め、6〜12か月かけて結果が整います。経過は通院時に代表院長が一緒に確認します。
生着率はどの程度ですか?
頭皮の状態や部位によって差はありますが、採取から移植まで毛包への損傷を最小限に抑えるプロセスにより、一般的に95%以上の生着が期待できます。
シャンプーはいつからできますか?
通常は術後3〜4日目から、ご案内する方法でやさしく始め、1週間ほど経てば普段どおりに洗えます。最初のシャンプーはご来院時に直接お手伝いします。